ウキウキ・ワクワク・キラキラ【第2回】 ガムを噛むことによる効果

高井悦子

高井悦子 (たかい えつこ)

  • 出身:
    日本歯科大学附属歯科専門学校 (現日本歯科大学東京短期大学)

    企業歯科診療室勤務後、結婚・出産にて3年ほど休職。
    その後企業検診、クリニックへのパート勤務、地域歯科保健に従事。
    フリーランスとして一度に数件のクリニックに勤務の傍ら、専門誌への登壇、セミナーや企業への企画提案を行っている。
    日本歯科衛生士会会員・日本審美歯科学会会員。

    U→ウキウキW→ワクワクお仕事を楽しんでK→キラキラした人になる。
    そんな前向きな気持ちを持つ歯科衛生士さんを増やしたくて『スマイルブランUWK』を発起。現在チームリーダーを務めている。

歯科衛生士の皆さん!
患者さんにどんなガムを紹介していますか?

一般的にガムを噛むことにより
★血液の循環をよくし、精神を安定させる働きがあると考えられています。

★顎の筋肉が運動し脳への血液の循環が促進され、脳の活動的になり思考力・判断力・集中力が増すと言われています。

★他にも忘れてはならないむし歯予防・口臭予防・ダイエット効果などが期待できると言われています。
 Etc…

むし歯などのトラブルを予防し口腔内環境をよくすることに効果的ですし、ガムを噛むことで口腔内のバクテリアの増殖を抑制できる!ということは知っておくべき情報ですものね。

ガムを噛むことで唾液が分泌され、むし歯を引き起こすとされる酸の生成を抑えることができ酸性から中性に戻して脱灰することを防いでくれます。しいて言えばPHバランスを整えてくれますしね!歯みがきが出来ない時などにもそう言った意味では噛んで欲しいです。

ガムに配合されていてむし歯予防効果や再石灰化が大きく期待できるのが、キシリトール入りの物や再石灰化効果のある水溶性カルシウムやフッ素の入っているもの。

それぞれメーカーは製作段階で効果的な食べ方を研究しているんです。だからこそ、私たちはその人のむし歯リスクを考えながら、患者さんにお伝えする義務があると思います。
もちろんガムを噛んでさえいれば心配ない!なんて夢のような話ではないけどカエスの輪を思い出してそれぞれの原因にも対処して欲しいと思います。

例えば、キシリトール(xylitol)ガムを1日に3回から5回食べることで、口内環境が良くなります。そして、ガムを噛むには5分以上は噛み続けること。それは同時にガムを噛み続けることで口臭予防にもつながり、ダイエットや小顔効果もあると言われています。

患者さんのリスクや生活スタイルにあわせて一日3回から5回と言われていますが、回数だけでなく配合されている有効成分の比率にも注目をして欲しいと思っています。だらだらといつも何かを食べていないと気が済まない人などは、常にミュータンス菌などに餌を与えていることにもなりますからね。歯科衛生士は食事指導もできるようになって欲しいです。
「1日3食の規則正しく食べ歯みがきの前にガムを噛み、その後に歯ブラシをする。」という流れが歯を守るにはとっても有効的だと思います。

ちょっと根気が必要ですが、3ヶ月くらい続けることにより唾液が粘液性から奨液性に変わり歯垢が形成しにくくなってきます。これは患者さんにとってとても嬉しいことだと思いませんか?
きちんと続けているか確認する必要がありますが、ちゃんとサポートしてあげてください!売りっぱなしは絶対にダメ!!お薬じゃないけどその人の習慣に取り入れられているか、時々声かけをしてあげて欲しいです。

その人の生活変容を起こさせなくてはならないですが、この辺が歯科衛生士としてのお仕事のおもしろみだと私は思っています。

それから、私たちが患者さんにお勧めするならもちろん一般流通の物ではなく『歯科医院専用』としてクリニックで販売されている物を紹介して欲しいです。
皆さんは専門家ですから市販品との違いはお分かりですよね?違いをしっかりと理解し説明できる歯科衛生士さんであって欲しいです。

★キシリトールの成分表示の見方
キシリトールの含有量(%)を知るにはまずは、糖質が0gであることを確認する。
炭水化物÷キシリトールの量×100=○○%という式に当てはめ計算してみてください。
○○%と出たら、ここでもひとつお伝えしたいことがあります。
100%:最大効果が見込める
50%:有効性があるとされている

★水溶性カルシウム
(リン酸化オリゴ糖カルシウム)とフッ素(緑茶エキス由来)のWのイオンが初期う蝕にアプローチ。


噛むたびに、カルシウムとフッ素イオンがお口に広がるガム。(業界初!)

★CPP-ACP
(カゼインホスホペプチド‐非結晶性リン酸カルシウム)牛乳カゼインを、よりむし歯の予防効果が高いく体に取り込みやすい形に化学式を変化させた「ミネラル」は唾液とともにミネラルの補充を促進させる働きがあり、歯のエナメル質を丈夫に保ってくれる。