
【第11回】 自分の在り方を決めるには、自分に目を向けるところから

平岩裕子
- やまとなでしこ塾主宰。短期大学卒業後、大手百貨店に就職、人材コンサルティング営業、国際線客室乗務員、美容系サロンマネージャーなど、さまざまな角度から人と接する現場経験を積む。「マナーは方法ではなく心を伝えること」を念頭に、現場経験を活かした実践事例に基づいた講演は、幅広い年齢層の女性からの共感・支持を得ている。 やまとなでしこ塾他、企業や公的機関、医療機関でのマナー講座、接遇サービス研修などを実施している。
人生を感動的なものにするのも、苦しいものにするのも考え方しだい
 私が主宰する「やまとなでしこ塾」では、自分の在り方に目を向ける「幸せ美人の習慣術」講座を開催しています。講座を通してさまざまな女性と出会う中で、女性は仕事・結婚・出産・育児…と自分の意思どおりに環境を選べないときもあるのだと感じています。
私が主宰する「やまとなでしこ塾」では、自分の在り方に目を向ける「幸せ美人の習慣術」講座を開催しています。講座を通してさまざまな女性と出会う中で、女性は仕事・結婚・出産・育児…と自分の意思どおりに環境を選べないときもあるのだと感じています。
            一方、さまざまなライフスタイルがあり、女性の人生の選択肢も多様化しています。
            
            自分の人生を選ぶときに、「どの道を選択すれば幸せになれるのか?」と、幸せになれる手段がどこかにあるような気がして、「幸せになれる仕事」「幸せになれる資格」「幸せになれる旦那さま」といった具合に自分の外に目を向けて探しまわっていたり、「私は頑張っているのにどうして?」って他人と自分を比べて羨ましく思ったりしている女性も少なくないと感じています。
            つい最近までの私もそうでしたので、その気持ちが痛いほど伝わってきます。
            
            しかし、結局はどんな道を生きても山あり谷あり、さまざまな事が起こるようになっていて、その道を感動的なものにするのも、辛くて苦しいものにするのも、自分の考え方しだいなのだと出会いや学びを通して気付きました。
            
            他人や環境のせいにしてやる気のなくなる考え方をすれば、やる気はなくなりますし、やる気が湧くような選択をすれば、やる気は湧いてきます。
            思うどおりにいかなくても、自分がどのように考えてどのように行動するかは自由ですもんね。 
思うどおりにいかないときこそ、自分と向き合ってみよう
 「自分が楽をしようとすると、すべてのことが困ったことになる」
            「自分が成長しようとすると、すべてのことが有難いことになる」
            私のメンターでもある福島正伸氏の言葉にもあります。
            
            なりたい自分を思い描き、自分の在り方を決めること。とても勇気のいることですが大切なことです。すぐに決めることはできなくても、自分と向き合うことを続けていると少しずつ見えてきます。 
            
            思うどおりにいかないときこそ成長のチャンス!
            「これは何を学ぶためだろう?」「どうしたらできるだろう?」と、まず自分に目を向けてみましょう。
            次回は、やまとなでしこ塾でおこなっている自分に目を向けるワークを少しご案内したいと思います。