歯科経営者に聴く - 医療法人 洛鳳會 けんと歯科 高島健人 院長(前編)

歯科経営者に聴く(前編)

~第一線で活躍する院長から学ぶ~

医療法人 洛鳳會 けんと歯科 外観

 埼玉県ふじみ野市は2005年に上福岡市と入間郡大井町が合併して誕生した市である。市の中央を東武東上線と川越街道が通り、都心へのアクセスが良いことから人口が増加しており、人気のあるベッドタウンとなっている。

 けんと歯科は東武東上線の上福岡駅から徒歩17分、または、バスで4分の場所に立地し、保険診療はもちろん、総合的なオーラルケアを目指し、審美歯科などにも力を入れている。

 今月と来月の2回にわたり、けんと歯科の高島健人院長にお話を伺った。

高島 健人 院長

医療法人 洛鳳會 けんと歯科 高島 健人 院長

【プロフィール】

  • 1972年 京都府 生まれ
  • 1998年 明海大学 卒業
  •              埼玉県の大手法人(勤務医・分院長) 勤務
  • 2008年 けんと歯科 開院

【開業に至るまで】

歯科医師を目指されたきっかけについて教えてください。

歯学部に通っている友人から影響を受けました。その友人が歯科医師になるという目標に向かっている姿が良いなと思い、私も目指すことにしました。

卒業後の勤務先を選ばれたポイントを教えてください。

高島院長の診療写真

一般から小児、矯正、口腔外科など、まずは全ての分野の治療をできるようになりたいと思い、紹介していただいた何軒かの歯科医院の見学に伺いました。そして見学の際に感じた雰囲気や環境を見て、都会より落ち着いて勉強できそうな郊外がいいなと思うようになり歯科医院を選びました。大学の先輩が勤務されていたことも大きかったですね。

開業の経緯を教えてください。

分院長勤務していたときに、このまま分院長として勤務をずっと継続してもいいとするか、リスクがあることも覚悟で、自分で開業するかを悩みましたが、歯科医として人生においてチャレンジすることの方がいいという気持ちや、自分の理想の歯科医院を作りたいという思いの方が強かったので、開業することに決めました。

設計やデザインのこだわりについて、お聞かせください。

受付の写真

まず開業場所としては出身地の京都府か、勤務していた関東のどちらかで開業したいと考え、地域の環境や患者さんの層を調査した結果、埼玉県で開業することに決めました。この場所は郊外の立地で今までの自分の経験してきたことや、これからやってみたいことができそうと思えたこともあります。またテナント自体も広めだったので、余裕を持たせてユニットを配置しています。治療中の緊張を和らげてもらえるような雰囲気づくりを意識したデザインをコンサルタントの方から提案してもらいながら決めていきました。

開業や運営するうえでの苦労はありましたか。

開業当初は集客が苦しい時期がありました。少し軌道に乗ってからは患者さんの数に対して、スタッフ人数の増員をすすめていきましたが、採用や定着に対しての苦労がありましたね。人が増えて規模が大きくなったように思えたが、膨張していたにすぎず、組織としてのまとまりがないような場面もあり、その時期は大変な場面も多々ありました。

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